新年のご挨拶

2024年が始まりました。平常でしたら新年のお祝いを申し上げるところ、元旦に大地震が起こり、多くの方が犠牲になっています。

この度、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。少しでも早く救援、復旧が進み、平穏な生活を取り戻されることを祈っております。私も寄付など、自分にできることをさせていただきます。

片付けでも、防災のためにできることはあります。

不要なものを減らすこと自体、非常時の怪我の危険を減らせますし、ものの床置きが減れば避難経路も確保できます。

また、収納作りでは、重いものは収納家具の下側に収納し、地震時の転倒の危険性を減らす、飛来すると危険なものは便利でもオープン収納にはしない、防災用の食糧備蓄は一部屋に集約せず複数の部屋に分散させる（その一部屋に入れなくなるのも想定して）等の工夫もできます。

こうした片付けを完璧にするのは難しいことです。それでも、少しでも進めれば、万が一のときに助かる確率が上がります。高い位置にあるお鍋を、下にある軽いものと入れ替えるだけでも、大怪我の確率を減らせます。

このタイミングでこうした話をするのを不快に思われましたら、申し訳ございません。私自身もまた、地震の被害や、救援にあたられていた方々の事故のニュースに心が苦しく、いつも通りとはいかない状況です。それでも、敢えてお話させていただきました。

皆様が、もしものときにご自身の命を守れることを、切に願っています。片付けのサポートでは、片付かないことで起こる問題の解決を目指していきますが、その中で、安全な部屋づくりにも貢献したいと思います。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。