奈良のメンタルケア心理専門士・整理収納アドバイザーの本田一紗です。
片付けはこれからも進めないといけないけれど、今月は片付けどころではない…体調が安定しにくい…
本日は、そんな時期でも取り組みやすい片付けについて、お話したいと思います。
本格的な片付けが難しい時でも、できることはある
本格的なものの仕分けをする体力や時間の余裕は持てないけれど、片付けを前に進めたい…そんな際には、次のことから選んで進めてみるのをおすすめします。(特に①は、セッティングさえしていれば、他と並行もしやすいです。)
- 消耗品を使い切る
- 捨てそびれていただけの、明らかな生活ごみだけ集める
- ダンボール/ポリ袋/書類だけ集める
- 本来他の場所にあるべきもの・しまいそびれていたものを移動する
以下、詳しく解説していきます。
判断する余裕がない際でもしやすいこと
1. 消耗品を使い切る
今日は片付け作業は無理…
そんな時でも取り組みやすいのが、「使い切る」片付けです。
例えば、
- 試しに買ったけれどリピートはないもの
- ダブり買いしてしまったもの
- 間違って2つ以上開封したもの
こうした消耗品や食品を、意識して使っていくという具合です。
もので賑わってしまったキッチンや洗面所も、ボトルやチューブ数本分のスペースが空くだけで、見た目の圧迫感が和らぎ、出し入れもしやすくなります。 もちろん、冷蔵庫の残りものや「長いこと食べずにいるな…」という食品を優先して食べるのも、立派な片付けの一環です。

これらを日常生活の中にうまく組み込めば、たくさんの判断をする余力がない時でも、片付けを少しずつ前に進めていけます。
なお、優先的に減らしたい消耗品は、敢えて普段使うほうの真ん前などに置いて、利用を促すと進みやすいです。
私は写真のように、どこからともなく家に入ってきたポケットティッシュも、多くなったらボックスティッシュの上に置いて、自分に優先使用を促しています。

2. 捨てそびれていただけの、明らかな生活ごみだけ集める
ものを拾う程度ならできそう…という際は、開けた後の消耗品の外装など、残す/手放すを考えるまでもない、ごみ箱に入れそびれていただけの生活ごみを集めてみます。
本格的なものの仕分けに比べると、大したことをしていない…と思うかもしれませんが、部屋の荒れてしまった感はだいぶ和らぎます。日々気持ちが滅入るのを防ぐためには、大事で意味のある作業です。
それに、部屋の散らかり具合は、あるところを超えると、とたんに片付けのハードルが上がり、重い腰が上がりにくくなったりするもの。
だから、「さて片付けるか」と思える範囲に部屋を留めておくという点でも、ちょこっとでも生活ごみに手をつけておくのは今後のためになりますし、決して無駄ではありません。

3. ダンボール・ポリ袋・書類だけ集める
前項の、捨てそびれていた生活ごみを集めることに加え、次のものを取り除いたり、集めたりたたんだりして、体積を小さくしていきます。
- ダンボール(処分or折りたたみ)
- ポリ袋(集める・たたむ)
- 書類(文字情報を読み込んで「残す/手放す」を仕分けるのは大変なので、いったん集めるだけ)
これらの存在感が小さくなると、それだけで散らかっている・荒れてしまった感が和らぎ、気持ちも楽になります。

残す/手放すの判断や、ものの分類の作業ほどには気力の消耗が激しくない割に、部屋が広々、明るくなる効果が出やすいので、片付けの初期の段階でもおすすめです。
4. 本来他の場所にあるべきもの・しまいそびれていたものを移動する
特に、ものを使った後、戻すより他のことに意識が移りやすいとか、平日は戻す体力が残っていなくて…という場合に、試してみていただきたいのですが、ものの仕分けまではしんどい際も、「使った後、戻しそびれていたものを、本来の場所に戻していく」だけでも、結構部屋がすっきりしてくることがあります。
脱いだ後洗濯しそびれていた衣類や、いつもは玄関に置いている折り畳み傘、お茶を飲んだマグカップ、工具、小銭など…。
特に家族暮らしのお家の個室などでは、リビング・玄関といった家族共用の場所に戻しに行くものが、意外と多く出てきたりします。
戻しに行くのは手間ですが、いったんトレーやカゴに集め、まとめて返しに回るツアーをすると、かなり効率よくできます。
私は片付けの現場では、本来の場所に移すものは、「他へ移動」のカードのところにいったん集め、ある程度の量になった際か、その日の作業終了時に、ご依頼者様に本来の場所へ戻しに回っていただいています。

本日は、本格的なものの仕分けをする余力がない際でも取り組みやすい片付けについて、お話しました。
当ブログでは、引き続き片付けのための記事を記していきます。ご興味のある方はチェックしてみてください。

